
我が家の狭いベランダに、幾つかの鉢が並んでいる。その中の一つに、友人から貰った【ドクダミ】の鉢がある。その【ドクダミ】が今、小さな可憐な白い花を付けている。葉はハート型で可愛い。あの鼻にツーンとくる嫌な匂いは、多分誰にも好かれていないのではないかと思える【ドクダミ】なのだけれど、ひっそりと静かに咲いている様は、何故か私には愛しくさえ思う。決して派手な主張はせず、しかし自分の薬草としての役割は、しっかりと心得ている。そして果す。名前の由来ともなっている【毒痛み】が転じて【ドクダミ】。江戸時代から民間薬として、消炎や利尿剤などの10種の薬効があるという。元来の【ドクダミ】は、花弁(総苞片)が4枚だが…
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